:: Consultant Profile



金沢淑子
モティーフ代表取締役社長

外資系大手エグゼクティブサーチ会社の勤務を経て、人材紹介会社モティーフの代表として独立。主に外資系企業をクライアントに、プロフェッショナルな人材 紹介を得意としている。
青山学院大学(英米文学部)卒業後、ニューヨーク州立大学大学院に留学(修士/ロータリー奨学生) 。コーネル大学、ボストン大学で日本語講師を勤める。帰国後、海外アーティストの展覧会、美術書、版画制作等のプロデュース、また異文化コミュニケーショ ンの専任講師として産業能率短期大学、アルクアカデミー(アルク教育社)で客員講師を勤めた。

Yoshiko KANAZAWA, Representative Director
Started her career in the academic field as Lecturer of Japanese/Communication at Cornell Univ (NY), Boston Univ (MA) and SANNO Junior College (Tokyo), after finishing Master Course in State Universityof New York (NY) and Aoyama Gakuin Univ (B.A. English). She established her own company, Motif Ltd. in 1990, which produced art exhibitions,prints and books for international artists.


木村真紀子
シニアリサーチアソシエイト/トランスレーター
Makiko KIMURA, Senior Research Associate/Transrator

青山学院大学にて文学修士号を取得。イギリスに留学後、時事通信社に入社。英文部にて報道/翻訳を経験後、フランス系通信社、AFPに転職。東京支局記者 として日本のニュースを海外向けに報道。
現在、モティーフにて英文翻訳とリサーチを担当。














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企業風土をかえ なければ成果主義は生かされない

優秀な人材が欲しいという顧客企業の求めに応じ、10年間で150人 近い人材を、社長や部長として企業に送り込む手伝いをしてきた。そこで目の当たりにしたのは、企業の中枢で活躍できる有能な人材ほど、日本企業でなく外資 系企業 を転職先に選ぶと言う現実だ。なぜなのか。

原因は、日本企業の人材評価の仕方にある。
年功序列の廃止をいくら宣伝していても、実際には年功を重視する土壌が 依然として多くの日本企業に残っている。例えば上司より今の仕事のことをよく知っていて、リーダーシップも あると自任し管理職になりたいという人物がいたとしよう。たとえお飾りでも、上司を尊重するのが日本企業の現状だ。自分より年上の上司があと何人いるか で、管理職になるまで 何年かかるのか。 おおよその予想がつく。実力のある人材ほど、「何年も待ちたくない」と思って転職して しまうのだ。

導入企業が増えてきた成果主義も、問題含みだ。
確かに、一部の日本企業では個人の能力や業績に応じて年収に 差がつくようにはなってきた。だが現在、成果主義の適用対象になっている仕事は、必ずしも 企業内で尊重される、言い換えれば本流の 人間として社長になれる 可能性がある仕事とは限らない。成果主義導入を機に、企業意識を転換し多様性を認めるべきだ。お金には代えられない処遇も、社員のやる気や働きがいを左右 する。

金沢淑子談(『日経ビジネス』1999年10月11日号より)